平成29年度 八街かいたく保育園 事業計画書
2017.07.01保育園
1 八街かいたく保育園の使命
八街かいたく保育園は「世のため人のために尽くす子どもと親を育てる」をモットーに子どもへの保育(養護と教育)とともに親・家族へも目と心を注ぐ。すべての保育プログラムは、単に親に代わる保育サービスではなく、家庭(家族)・地域の親たちや青少年たちまで含めた地域コミュニティづくりにその基礎を置く。これによって、50年後、100年後、30世紀の日本、世界に暮らす人々を幸せにするために挑戦することを、八街かいたく保育園の使命とする。
2 基本方針
平成28年8月に公表された「保育所保育指針の改定に関する中間とりまとめ」を受けて、年齢別 保育課程をもとに評価と継続的改善をすすめるカリキュラムマネジメント体制を作ること、管理者及び各職員の資質を活かした保育を展開するための研修計画を明確にして実施することを今年度の重点方針とする。
もとより「子どもの生命の保持および情緒の安定を図る」養護と「子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助」である教育について、それぞれのねらい及び内容を 具体的、的確に把握し、地域資源を積極的に活用した創作活動や日常的に高齢者施設ご利用者などとのふれあい活動等、養護と教育の一体的な保育を日常的に推進し、かつ、それらの評価・改善を図るという従来の方針は維持する。
少子高齢化が進む中、子どもの数の減少は社会の趨勢である。中長期的に見れば、待機児童解消という政策課題に惑わされず、保育所としての使命を認識して少子化であっても地域になくてはならない期待に応える役割を果たす。
3 実施する事業の内容
(1)事業所所在地 : 八街市八街に66-4 定員111名
(2)事業
① 通常保育
年齢別保育課程をもとに評価と継続的改善をすすめるカリキュラムマネジメント体制の中、保育のねらいと内容、育ちの姿、健康、安全、食育の充実、また保護者、地域に対する子育て支援を充実させるべく取り組む。
また、乳児保育事業・産休明け保育事業を合わせて実施する。
② 延長保育
家庭の事情に合わせた、保育時間外の保育支援をする。
③ 一時保育
家庭の事情に合わせ、子育てが困難な場合に一時的な保育支援をする。
④ 地域子育て支援センター「絵本とお庭」
地域子育て支援センター事業を実施する。基本事業として、乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言その他の援助を行う。
地域の他の支援センターにはない強みとして、絵本と園庭での遊びに重点を置く。
(3)事業実施上の留意点
① 年齢別保育課程をもとに評価と継続的改善をすすめるカリキュラムマネジメント体制
担任会議、給食会議のほか、各種行事等に関する委員会等の編成と実施
② 保育園における幼児教育の明確な位置づけからのカリキュラム編成
指導計画の作成、個別計画策定へ向けた体制準備
③ 災害時対策を含めた健康及び安全への取り組み
防災訓練(月例、引渡し訓練5/15 11/15)
④ 保護者会活動との連携を強めた保護者・地域との連携した子育て支援の充実
本部役員会(月例)、奉仕作業(年2回)、リサイクル活動(年4回)、運動会協力(10/7)、
保護者交流活動(年4回、謝恩会(3/23)含む)、保護者会活動の記録 定時総会(2/17)
この他、保護者会と園との連携強化のための体制編成
⑤ 職員の資質・専門性の向上を目的とした研修等の充実
全職員会議(4/8 7/8 9/9 12/2 3/3)
職員研修(4/15 5/13 7/15 8/19 9/16 10/14 11/18 1/13 2/10 3/10)
全国保育協議会、全国保育士会等主催研修会への派遣
4 職員体制
園 長 1名
主任保育士 1名
保育士 15名以上
栄養士 1名
調理員 2名(非常勤含む)
看護師 1名
嘱託医 1名
支援センター 2名
事務員 1名